「実践的な知恵」ー大学生・社会人向け参考書

こちらでは、大学生以上の方向けの実践的な知恵ー「情報判断力」、「問題解決力」、「情報発信力」、「統率/協調力」を養う上での参考書をご紹介します。

情報判断力

行動経済学分野の功績で2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン博士の代表作。直感と論理的に判断する力、ヒューリスティクスや先入観など、高度情報化社会において思考・コミュニケーションにおいて役立つヒントが得られます。

 

データサイエンスがあらゆる業務に実装されるようになった現在の社会では統計学の基礎知識を無く情報判断を行なうのはできる範囲の努力を怠って意思決定を行なうことを意味します。基礎的な統計学の知識について分かり易く書かれた本です。

 

複雑系を理解するための重要なツールの一つである「システム思考」について書かれた本。易しくはないですが、複雑系の概念を経営に応用する際の基本的な考え方が理解できます。

 

問題解決力

決して易しくはありませんが、机の上に常において参考にして損はない、思考技術に関する本です。書く技術については、自分の思考を整理するための書き方のヒントが得られます。

創造的問題解決のテクニックであるアナロジー、逆転思考、デザイン思考、創造的ヒューリスティクスを実行する上での手順が書かれた本です。

 

 

問題解決力を高めるには、確証バイアスや「自分は専門家である」という先入観を意図的に取り払い、「無知の知」を自覚できるマインドセットを習慣化できることが大切です。

 

情報発信力

優れたリーダーに共通するスピーチの構成(Why→How→Whatの順)について分析した本。単純でありながら、納得感のある良書です。

 

統率/協調力

清掃業界という3K職場で、成績優秀な学生のみを雇用する、というビジネスモデルで成功している会社の社長による起業から現在に至るまでの失敗を通して学んだリーダーシップ、企業文化の重要性について学べています。

 

旧来型の、雇用者と従業員の関係を軸とした、大企業を頂点とする社会経済からソーシャルネットワークサービス(SNS)を利用したコミュニティから利益を生み出す、新しいビジネス・モデルについて解説した本です。コミュニティのヒエラルキーやバランスをどのようにコントロールするのか、という視点で注目に値します。