キャリア構築の参考になるスピーチを共有します。
Commencement Speech
卒業式の際に、著名人が行なうスピーチで約15-30分程度で語られる人生訓は、示唆に富んでおり、英語表現としても勉強になるし、受験勉強中であればモチベーションアップにもなります。
「ハリー・ポッター」シリーズの原作者、J.K.Rowlingがその半生と作品の誕生秘話について語った「The Fringe Benefit of Failure and Importance of Imagination」です。
Dropbox創立者Drew Houstonによる「Tennis ball, Circle, and the number 30,000」。正しい目的意識と時間感覚を持って、自分をやる気にさせてくれる友人を身近に持つことの大切さについて。
著名なエッセイストでもあるウォレスは、切なく、厳しく、美しい言葉とその表現力で現代社会を鋭く描写しています。リベラルアーツとは、「考え方を学ぶ」以上に、「何を考えるかを選択する力を学ぶ」ことである、という言葉には目を開かされます。翻訳版が書籍にもなっていますが、DeepLを使って意訳したものでも十分に読む価値があると考えたので、こちらに作成しました。ご参考にどうぞ。
Amazon.comの創立者、ジェフ・ベゾスによるプリンストン大学でのスピーチ。
“cleverness is a gift kindness is a choice”(賢さは贈り物だが、優しさは選択である)他、実りある人生のために考えるべき視点が語られています。
スタンフォード大学で行われたアップルの創立者スティーブ・ジョブスによるスピーチ。数々の名言が語られており、見返すたびに新たな発見があります。
TED Talk
TEDのスピーチは比較的短く、分かり易い英語で示唆に富んでいる。早口でたくさん話すけれど、中身が薄い米国人に辟易することがありますが、そういう分量で勝負するのではなく、こうした良質なスピーチを聞き、真似て、人を動かす英語を覚えることが肝要です。
Derek Siversによる「How to make movement」。3分という短い間に行われるスピーチをElevator Pitchと呼びますが、その良い事例です。
Simon Sinekによる「Start with why?」。効果的なプレゼンテーション、コミュニケーション方法に関する研究。シンプルなフレームワークが説得力を持つ良い例です。
Hans Roslingによる「The best stats you’ve ever seeen」。今は亡きHansですが、独自に開発した統計分析ソフトを用いて、それまで地味だった統計学の世界を劇的に面白くしています。彼のTED Talksをまとめた書籍「FACTFULNESS」は世界的なヒットとなっています。
歴史的な名スピーチ
歴史的なスピーチには、様々な技法が用いられています。
Transcript(原稿)を見ながら、同じようなリズムで自分も発声することで、効果的な情報発信力のヒントが得られます。
” Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country”
をはじめ、現在でも多くの人に引用されるケネディ大統領の就任受諾スピーチです。
マーティン・ルーサー・キング牧師による「I have a dream」のスピーチ
米国の黒人市民権運動の指導者としてワシントンでおこなった演説です。
JFKよりもさらに分かり易い反復表現を効果的に用いています。
その他
バーチャル・リアリティの権威であるランディ・パウシュ教授による最終講義。同教授は、脳腫瘍のため、他界しましたが、最後の講義で、「子供の頃の夢を実現させる方法」についての講義を行なったときの様子が収録されています。